糸に追撚加工を施して強撚糸を作ったり、数色の糸を1本の太い糸に仕立てたり、細い糸を丸く筒状に編んで1本の太い糸に仕立てたりと、さまざまな加工をしています。
加工の仕方ひとつで、1本の糸から形を変えて、新しい表情の糸が出来上がります。
【カバーリング】
数本の糸を芯に、細い糸で上から束ねるように巻き付けていく方法です。
芯糸に撚りが入らない状態で1本の糸にすることが出来ます。
撚糸機という機械を使ってカバーリング加工をしています。
【リリヤーン】
細い糸を丸く筒状に編んで1本の太い糸にする方法です。
中が空洞になっているのでとても軽いです。3本針から24本針など針本数は変えることが出来ます。
ここでは、“シルクステンレスリリヤーン24”を作っている様子を紹介します。
【リング撚糸】
右方向や左方向など、数本の糸に撚りをかける方法です。
“コットンツイスト”はこの方法で作っている代表作で、綿の生成単糸と染糸の単糸を杢に撚糸しています。
一度洗うことで撚りが安定し、ふくらみが出てきます。
アヴリルでは、カバーリング加工と、強撚加工のオーダーを承っています。
AVRIL pépin 京都 一乗寺をはじめとしたアヴリルの直営店と、通信販売でオーダーを受け付けています。
カバーリング加工のオーダー
糸や色の組み合わせをお好みで選んで、オリジナルヤーンを作ってみませんか?
カバーリング糸はしっかりしたヒモ状になるので、そのままアクセサリーのヒモにしたり、
バッグや帽子などの小物を編んだり、織りのヨコ糸に使用してコースターやランチョンマットを作るのもおすすめです。
強撚加工について
糸に追撚加工を施して、強撚糸を作ることができます。
織りのヨコ糸に使用すると、ワッシャーのような、しぼの効果を楽しむことができます。
ご注文の流れなど、詳しくは店頭スタッフまでお声かけいただくか、 お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。