2020.10.30
新商品: ハーモニーアートパレット
シルク特有の光沢と豊かな発色で人気の絹100%の糸「ハーモニー」。
限定色76色を組み合わせたグラデーションシリーズをかわいいミニコーンに仕立てました。
月毎にリリース予定です。まずは11月のラインナップをご紹介します!
※11月2日(月)12:00~からご覧いただけます
■□■ 11月発売 ■□■
● ピンクグラデーション 8色セット
● レッドグラデーション 9色セット
●パープルグラデーション 9色セット
ハーモニーは絹紡糸(スパンシルク)という絹糸の種類です。絹紡糸とは、生糸を製糸する工程で出た副産物「きびそ」や残り繭などを使って紡績した糸のこと。「ハーモニー」は、この絹紡糸を双糸(そうし)撚りにして作られています。
1gあたり30メートルもあり、しっかりと撚られていますが、繭棉を使っていることや双糸ということから、「きしきし感」がなく、ふんわりとした膨らみもあります。
刺繍のご提供はayamimo117さんです。クロスステッチやビーズ刺繍、ペッパードールのお洋服など、いつも素敵な針仕事をご紹介くださっています。
ayamimo117さんのインスタグラムにて、こちらの孔雀の図案をfreebieで公開してくださっています!ぜひ刺してみてくださいね。
ayamimo117さんのインスタグラムはこちら
刺繍愛好家にも人気の高い「ハーモニー」。特にクロスステッチでは、×が引き締まった感じで現れます。
刺繍糸の定番の綿糸も温かみがあって素朴な良さがありますが、ハーモニーで刺すと絹の光沢感を残し持った上品な仕上がりになります。
生地通りも滑らかで、綿や麻の糸だと少しひっかかるというか、糸を引き出す感じがあったりしますが、スーと入っていく感じです。長く刺していると手への負担も軽いのです。
刺繍の場合、密度の高い麻生地にひと針ひと針刺してく間に糸が摩耗していきます。特に濃い色だと刺し始めは糸本来の色が出ていても、糸の刺し終わりの頃には少し白っぽい感じに色が変わったように見えることがあります。長く糸を取ってしまうと、摩耗のせいで糸が痩せてしまい、切れたりすることもあります。
「もう少しで刺し終ったのに切れてしまった。。。」なんて、刺繍家さんには良くある経験ですね。
ハーモニーも確かに摩耗していくのですが、糸の撚り密度が高くてしっかりした堅めの糸なので、摩耗に対して強さがあり、糸切れしにくい良さがあります。糸替えの回数を抑えて刺し続けていられるのはポイント高いですよね。
それだけでなく、刺し終わりまで色が持続して、糸替えしても色差を感じさせない良さもあります。
定番で販売している13色もございます。定番色は、30gまたは50gからお選びいただけます。
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